2008年3月
2008年3月29日 (土)
2008年3月24日 (月)
展覧会@上野公園
韻松亭でお昼を戴いた後向かった先は、明日から東京国立博物館で開催される「国宝 薬師寺展」の開会記念式典・特別内覧会。
記念式典では、佐藤博物館長、薬師寺安田管主、NHK後藤理事、読売新聞東京本社老川社長の挨拶に続き、文化庁青木長官など来賓の紹介、そしてテープカット。
音声ガイドのナレーションは市原悦子さん。
○第一章 薬師寺伽藍を行く
最初の展示室で八幡三神坐像(国宝)などを鑑賞して次の部屋に。
東塔伏鉢(国宝)や仏足石(国宝)の先には、国宝の聖観音菩薩立像。 立像の周りをぐる~っと回ってスロープを上がると、国宝の日光・月光菩薩立像の正面に。 しばらくお顔を拝見した後、下に降りて日光・月光菩薩立像を見上げながらそれぞれ360度ぐる~っと周りをまわりながら普段は見ることの出来ない角度からじっくりと鑑賞させてもらいました。
○第二章 草創期の薬師寺
他の目を見張るような展示とは異なり、出土した瓦や塑像、金具、壺、椀など比較的地味な内容の展示でした。
○第三章 玄奘三蔵と慈恩大師
今でも色が鮮やかに残っている国宝の慈恩大師像(平安時代制作)が目を引きました。
○第四章 国宝 吉祥天像
展示の最後は、国宝の吉祥天像(奈良時代の作品)。明るい映像を駆使した説明の後、奥の薄暗い一角に実物が展示されていました。
それにしても、今回展示されている国宝の数は両手の指を使わないと数えられないほどで、とても充実していました。
生憎のお天気にもかかわらず、今回の特別内覧会はいつも以上に参加者が多いように思われました。
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