展覧会@上野公園
午後、月曜休館の施設が多く閑散としている上野公園を通って出掛けた先は、明日から東京国立博物館で開催される特別展「書聖 王羲之」の開会式・内覧会。
開会式の司会はNHKの西堀裕美アナウンサー。 主催の東京国立博物館銭谷館長、毎日新聞社朝比奈社長、NHK松本会長の挨拶などに引き続きテープカット。
数々の戦乱を経て王羲之の真筆は全て失われてしまったようで、王羲之の書を愛好した皇帝の作らせた精巧な複製が王羲之の字姿を類推する上で最も信頼の置ける資料だとのこと。
さて、本展覧会では、世界で十指に満たない精巧な唐時代の摸本から選りすぐりの作品(「行穣帖」「喪乱帖」など)が公開されているほか、本展覧会に関わる調査で唐時代の摸本であることが新たに判明した「大報帖」も世界初公開。 また、王羲之の最高傑作である「蘭亭序」が、おのおのの来歴の解説と共に、何点も展示されていました。
最近のコメント