芸術の秋(2)
午後、上野恩賜公園の噴水のまわりで多くの人がくつろいでいる様子を見ながら向かった先は、明日から東京国立博物館で開催される特別展「上海博物館 中国絵画の至宝」の開会式・内覧会。
東洋館1階ホールで、小川 真由美アナウンサーの司会により開会式がスタート。 主催者を代表して銭谷館長と上海博物館副館長の挨拶、主催者・来賓の紹介に引き続きテープカット。
4階の会場には、我々にはあまり馴染みが無いものの、宋元から明清まで約千年に渡る中国の絵画史上有名だという作品が30件弱展示してありました(展示替えにより、計40件)。 そのうち、雪舟が師事した李在の代表作「琴高乗鯉図軸(きんこうじょうりずじく)」はじめ約半分が日本の国宝に相当する一級文物とのこと。
尖閣問題の影響で開会式に中国側のトップは出席しませんが、文化交流は着々と進められています。
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